生きてるってば。
こんにちは私です代表です村山です。
私、ここにいるよ。たしかに息してるし、株式会社シェルドレイクさんも存命ですから。
あの、ちょっとブログが滞ると
「息、してる?」
「どう?あの世」
「どう?倒産後の世界」
「うちで働く?」
のような連絡が各所からやってくるシステム、そろそろやめてもらえませんか。
たしかに、明日の我が身が自分でもどうなるかわからないネヴァーエンディングストーリー送ってますけども、生きてるし存続してます。元気に、健やかに。
しかし、ブログでもfacebookでも無言の人間が今さら何を言おうと、こんなネットという大海原の片隅では存在しないも同義。今これを書いているのは、「私」という概念なのでしょうか。私は実在ではなく概念。私は誰かがプログラムしたAIなのかもしれない。そもそも、この地球という星で奇跡の進化を獲得し、生態系の頂点で繁栄を謳歌する我々人類、そのひとりひとりの日々の営みも、その昔、遠い宇宙の先から神々がプログラムした通りに動いているに過ぎないのかもしれな…あれ? ブログの書き方わかんなくなってる。
死線をくぐり続けた半年間
というわけで、概念がお送りしますけども。
まぁあの
控えめに言って綱渡りの半年間でした。何度かの死線を超えて、今ここに筆を取っています。
正直言っちゃいますが、かなり辛かった。
簡略化すると、シェルドレイクやりながら他に2つ会社を動かし、さらにお家の事情ってやつもあってetc…。
↑の一文でほぼ終わっちゃうんですが、これは例えると
みたいなもので、その内実、それはそれはもう地獄絵巻な日々を “這うように” エンジョイしてました。
イメージBGMはMetallicaのCreeping Deathでお送りします。メタルは一服の清涼剤。
何度か発狂しましたよ。そうですねぇ、この半年でざっと64回くらいでしょうか。
「あばばばばぁぁぁぁ」とか、「きぇーーーーっきぇーーーーーっ」とか、「おばぁちゃーーーーん!!迎えに来てくれたんだねーーー!!」とか。
っていうか、絶賛今も死線上でタイトロープ中なんですけどね(↓イメージです)。
※映画『ザ・ウォーク』より
今になってわかりました。
ブログ書いたり、SNSにしょっちゅう書き込むとかって、心に余裕があるからこそ出来るんだわ。
1〜2週で一本ブログ書いてた去年、当時はそんな余裕なんて微塵も感じてませんでしたが、今思えば全然余裕あったわ。へそで茶を沸かすどころか、じっくりコトコトスープ煮込んでたわ。
なるほど そうか。
facebookとかInstagramでキラッキラの日常を毎日のように投稿する人たちって、それだけ余裕がある生活をエンジョイしてんだな。
うんうん、なるほど。
全員、この先一生スマホの保護シートの間に気泡が入り続けろ。
空白を埋めてくれない空虚な写真フォルダ
空白の半年間(ほとんど覚えてないので私にとっての空白なんですが)、私だってただ漫然と遊んで過ごしてたわけじゃないんですよ。しっかりワイン売りまくってます。
ちょっと待ってくださいね、今証拠を写真フォルダから漁ってきますから。
…
↑ 現実逃避して見に行った海
↑ 道端の猫に話しかける
↑ 現実逃避で見に行った桜
↑ 道端の猫に話しかける
↑ 現実逃避して見に行った富士山
↑ 道端の猫にあ れ ?
あっっるぇぇぇ??
「現実逃避」か「野良猫に語りかける」かの択一問題みたいになってる。なに?この “うっすぅ〜い”日常。プレパラート? コンタクトレンズ? サガミオリジナルかな?
すごい情緒不安定な人みたい。
あまりの仕事写真の少なさと「日常がサガミオリジナル」な自分にドン引いてます。撮る余裕なんてないんですよね仕事の時。
スロバキアワインフェアやってもらって、ホールでアドバイザーもどきしたり
(ハチョボリーノ様にて)
イベントに出店したり
ワイナリー見学したり
スロバキア大使館に顔だしたり
で、通常営業でワイン届けたり送ったり。
なんかまぁ、その、とにかくですね。
↑ を一例として、水面下で色々と仕事っぽいサムシングはしていたわけです。 ほんとほんと、マジで、信じて。ワインじゃんじゃか売ってました、マジでマジで信じて。
なんか、「何もしないからホテル行こ、ホント信じて、だからとりあえず行こ、マジで大丈夫だから、何もしないって」って熱弁する説得力ゼロ・性欲マックスの男みたいになってるけど、信じて。
おかげさまでこの半年で白髪めっちゃ増えたし。これは本当。あ、いや、激務さばいてたのも本当なんだけど。あーもうなんでもいいや。
視察、行って来ます
日本の皆さん、さようなら。
私はこの薄汚れた欲望やくだらない体裁が渦巻く日常から逃げる。正直、もう帰らない可能性も視野に入れている。あらゆる苦悩のない別世界へ、そしてサガミオリジナルな日常に別れを告げるんだ。
去年は、お家の事情もあり日本を離れるわけにいかなかったのですが、今回はその分みっちりリフレッシュ 視 察 して来ます。
昨日、ようやく全行程が完成したので、今回の視察の主な行程をざっくり箇条書きしましょう。
↓
●全11ワイナリー視察・試飲(すげー飲む)
●チェコでの自然派ワインイベント(すげー飲む)
●スロバキアでの自然派ワインイベント(すげー飲む)
●スロバキアの友人とパーティ(すげー飲む)
●親友の別荘でパーティ(すげー飲む)
●バーベキューパーティ(すげー飲む)
●湖で泳いでパーティ(すげー泳ぐ)
●友人とパーティ(すげー飲む)
と、全くもって仕事ばかりでみっちり埋められた行程です。いやぁ忙しい。これは大変だ。
視察先1:スロバキア共和国(Slovenská republika)
視察先のメインは、もちろんスロバキア。
中規模の、生産本数もなかなか多いワイナリーも行くし、もちろん中心は小規模な自然派ワイナリーなります。
果たして今回はどんなワイナリー、そしてワインに出会えるのか。ワクワクとソワソワがドキドキな精神状態。
そして、我がシェルドレイク人気ワイナリーTOP3のこちらのワイナリーにもご挨拶しに行こうかなって。
Domin & Kušický
RULANDSKÉ MODRÉ–BIELE BIO 2013
MAGULA
Portugieser classique 2015
GOLGUZ
Irsai Oliver 2016 / Muškát Moravský 2016
今年のブドウの作柄とか、新しいヴィンテージのワインとか、今試してることとか、聞きたいことは山ほどあります。
そして何より
「あなたのワインは日本でもちゃんと愛されてます。世界を相手に戦えます」
ってのを伝えたいんですよね。
私の力不足で、まだまだ波及させられてないのが申し訳ないんだけど。頑張らないとな。
視察先2:チェコ共和国(Česká republika)
そして今回はもう一つ、チェコのワイナリーもいくつか視察します。
首都のプラハなんかは有名ですよね。「絵本の世界から出てきた街並み」とよく言われます。
私は昔ひとり旅でプラハに行ったきり。今回はそんな首都部ではなく、もっと田舎の方に行くことになります。
視察するのは、ネットで調べてもほとんど出てこない小さなワイナリーばかりです。
めっちゃ楽しみです。どんな土なんだろ。どんな人なんだろ。どんなワインなんだろ。醸造法は。歴史は。哲学は。
-----
というわけで
スロバキアとチェコが主な視察先になりますが、時間があればオーストリアのワイナリーも寄りたいと思っております。「時間があれば」っていうか、私に体力が残っていれば。飲み過ぎでHP残っていないんじゃないかなって。
そして、今回視察するワイナリーの各ワイン。
現地のパートナーが既にテイスティングしてくれているので、前情報を聞いておりますが、かなり期待できます。オラワクワクすっぞ。
新たな素晴らしいワインを日本のみなさまにお届けできるよう、たくさん飲んでしっかりテイスティングして来ます。
お楽しみにしていただければ幸いに存じます。
視察の様子は、私の精神と肉体に一欠片でもHPが残存してれば、ご報告いたします。それは多分帰国してからになると思いますが、もう帰らない可能性が微粒子レベルで残存しておりますが故、これが最後の私の言葉になるかもしれません。
それではみなさま、酷暑が続きますゆえ、お身体ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
私は、現実から逃げます。
※スロバキアの首都 ブラチスラヴァ
=・=・=・=・=・=・=・=・=・=
株式会社シェルドレイク 代表 ムラヤマ
◇ワインのご購入はコチラへ⇒すべて日本初上陸のワインです
◇Instagram⇒超カッコいいイメージフォト群
◇Facebook(企業ページ)⇒商品情報などを更新
◇Facebook(個人)⇒私と、友達に、なってください!
=・=・=・=・=・=・=・=・=・=