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ワイン不完全ガイド「シェルブロ」

戦わないワイン商 (株)Sheldlake代表村山による、ワインとかなんかそんな感じのブログ

ここが変だよワインの世界 〜香りの謎表現編〜

 

近況報告 

 

 

 

3月はきっつかった(白目)主に精神が。

以上

 

 

 

こんにちは私です代表です村山です。

 

 

 

何よりまず、決算。本当ヤメてこれ。

結果と税金が数字として明確に表れる「決算」という銃口を突きつけられ、

 

税務署「おぅ兄ちゃん 持ってんだろ?出せよオラ ガムクッチャクッチャ

 

と迫られるかのような脳内風景に、膝ガクブルの毎日。逃げだしたい、この憎しみと欲望の世界から。

 

 

あと3月の売上。これすごいリアリティ迫るやつ。

なんか、皆さん3月は「ワインという概念」を忘れる魔法にでもかかってるのかな?っていうくらい冷え冷えとした売行きっぷりに、終止田舎の風景を想う遠い目で単独事務所ライフを満喫中。脳内ミュージックは小田和正の『言葉にできない』でお送りしております。

 

 

そして、近日新入荷するワイン

これは頭が痛いというか、ひたすら悩ましい。何を、どれくらい輸入すれば正解なのか。本当にあれで良かったのか。

答えのない問を、ひたすら身の内に問い続ける日々。

 

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新ワインに関しては、今月中旬には発表できるのではないでしょうか。

くれぐれもお楽しみにして頂きたい所存でございます。

 

 

今年も始まるワインの認定お受験

まぁそんな私のくそ面白くもない私生活の一部は、忘却の彼方に投げ捨ててもらって。

 

始まってましたね、ソムリエ / ワインエキスパート認定試験の申込。もうそんな季節なのですなぁ。

今年も多くの方が挑戦するのでしょう。

 


↑こんな、受験生にとって何の役にも立たない駄記事を過去に書いてました。

出会い頭の事故でこのブログに行き合った方。完全に事故とはいえ、健闘をお祈り申し上げます。いや、本当に。

 

 

みんな不安です、2次試験 テイスティング

そんな中。

 

ここ最近何度か、この「ソムリエ/ワインエキスパート認定試験」の受験生とお話をする機会、という私にとっての出会い頭の事故に見舞われてました。 

だって、何一つ有用なアドバイスできませんもの、私。主に精神論を垂れ流すだけのAIと化していました。人に教えるとか、苦手。

 

 

どの方も不安に思ってるのは、やはり主に2次試験。つまりテイスティングのようですね。

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(2次試験自体がどういったものか気になる方は、↑↑の記事とか、ネットで調べてみてください。面白いですよ、これ本当に)

 

 

んで、出会った受験生の方々は、大抵

 

2次試験のテイスティングってどうやって勉強するんですか?

 

って、純粋な目でおっしゃるのですが、その度に胸が痛みます。いや恋じゃなくて、上述の理由で。 

「どうやって」って言っても、私は今も勉強中のつもりだし、とりあえず

 

ワインに限らず酒の世界は終わりのない旅のようなもの。ワインという自然の恩恵に己の感覚全てを溶け込ませ、大地に想いを馳せ、宇宙と繋がる。それはつまり、自分自身と向き合うことと同じなのさ。要はスクールに通いなさい

↑何の役にも立たないオッサン

 

と、煙に巻くことにしてます。今は反省してます。

 

そう、2次試験のテイスティングに関しては、ワインスクールとかで教えてもらうのが一番ですよ。

むしろ私が通いたかった。そしてワイン的なお友達が欲しかった。

 

 

ネットには「香りの捉え方」とか「ワインの表現例」みたいなのが乱立してます。

試験を受ける人・ワイン愛好家の人が参考になるような、有用な情報をネットに載せている人、ごまんといますので、そちらをご参照下さい。

 

ということで、真面目な話は参考書やプロ講師さんや愛好家の方々にお任せし

 

私はいつものように、「ワインを普段飲まない人」に向けて、何の役にも立たないワインの豆知識書きます。

 

 

ワインの香り界の風神・雷神

レストランのメニューとか、ネットにあるワインの商品情報の欄などなど。

よくあるじゃないですか、テイスティングコメントってやつ。

 

グレープフルーツやライムのような爽やかな〜〜〜〜

 

とか

 

熟したブラックチェリー、杉やナツメグを思わせる〜〜〜

 

とか、あれですあれ。

 

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ほとんどワインを飲まない人からすると、「は?キンモクセイ?」「え?甘草?」とかなるとは思うんですけどね。

 

前提として、表現された“そのもの自体”を知らない場合、実際に手に取り、香りを感じなければわかるわけがありません

私も知らないものは、スーパーに行ったり、お花屋さんに行ったり、スパイスが沢山置いてるお店に行ったりして、実際に色々くんかくんかしてました。

 

で、大体は実際に意識して飲んでみると、「あ〜なるほど」と、イメージが頭の中で繋がるものが多いと感じてます。

 

 

 

しかしながら、そんな中。

 

 

多くの人々を「????」の坩堝にハマらせる、ワインにおける「香りの謎表現」とも言うべき表現語句が存在します。

 

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その中でも、特に有名な面白表現。ワインにおける『香りの謎表現 風神・雷神』と(私だけに)呼ばれる有名なものがあります。

この二つはよく取り上げられてきたものなので、聞いたことのある方も多いのでは。 

 

 

「香りの謎表現」風神

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『濡れた犬』

 

 

結構有名なんですよ、これ。どちらかと言うと、このような専門的な業界自体を揶揄する意味で

 

そのワインを飲む際に、目の前のソムリエさんとか愛好家さんが

 

「〜〜〜。生き生きとした酵母。そして後ろの方に仄かに濡れた犬のような香りも感じられ、このワインに複雑性を付与している」

 

とか言われたら、ワイン楽しむどこじゃないですよね。

 

「今すぐお風呂に入れてあげよ?そしてタオルでよく拭いてあげよ?」

 

って、きっとソワソワします。

 

 

ワインを勉強したい方は、梅雨になったら濡れそぼった犬を探しに町を探索しましょう。見つけたらクンクンしましょう。そしてお風呂に入れてあげましょう。

 

 

「香りの謎表現」雷神 

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『猫のおしっこ』

 

 

もう、コメントのしようもないですね。唐突に下ネタかよって。

まぁこれも揶揄の方向で有名です。

 

ちなみに、『猫のおしっこ』をワイン生産のお膝元であるフランス語にすると

 

 

『Pipi de chat ピピ ド シャ

 

 

っていう、絶妙に“おしっこ感”のある響きになります。“ピピ” で、“ドシャっ”ですもん。

なんか、こう、「言語を超えた人間の繋がり」を感じますよね。うん感じませんよね。

 

 

猫を飼っている方は、この表現を理解できるワインに出会う日が来るのかもしれませんよ。私は出会わなくても良いですけど。

 

 

当時困惑した香り表現 〜「◯ーミン」と「不動明王」〜

さて、飲食業界に何の繋がりもなかった私が、独学でワインを勉強していた頃。

 

知識だけでなくテイスティングも学ばねばならんわけです。

ということで、日本ソムリエ協会から送られる教本、その「ワインの香り表現例」のページを初めて開いた時のこと。

 

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こんな感じで、「香り」の表現例が分類ごとにザーッと書いてあるんですよ。

 

この中で、右も左も分からない私を、さらに上も下もわからなくさせた表現語句をご紹介します。

 

 

 

羅列された「香り表現語句」をつらつら眺めます。

 

 

 

〜〜〜 以下、当時の私 〜〜〜〜

 

 

 

「グレープフルーツ」

 

 

うん、あるある

 

 

 

「洋梨」

 

 

ふむふむ、わかる

 

 

 

 

「ブラックベリー」

 

 

うむうむ、なんかわかるわ

 

 

 

 

アカシアの森

 

 

 

 

…… 

 

 

 

 

 

…森……?

 

 

え? 普通に「アカシア」じゃダメなの?「森」じゃなきゃダメ?

 

 

これは最初困惑しましたね。いや、今もわかんないんですけど。

 

むんぁ〜〜〜”って、ものっすごい勢いで強烈にアカシアってるんでしょうか。そんなワインある?

それに私、アカシアが鬱蒼と群生する森とか踏み入れたこともないし、「アカシアの森」がこの世のどこにあるのかも知りません。ハイジとかクララが住んでる辺りかな?それともムーミン谷?ムーミン谷にあるの?

 

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※注1「アカシア」

 

 

 

気を取り直して、引き続き表現語句を見ていきます。

 

 

 

「カカオ」

 

 

これわかるわ〜

 

 

 

「杉」

 

 

はいはい。イメージに繋がりますな

 

 

 

 

「ナツメグ」

 

 

あーよくありますな、そのニュアンスのある赤

 

 

 

 

 

『麝香猫(ジャコウネコ)』

 

 

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…………

 

 

 

 

 

 

嗅 ぎ っ て ー ー ー ー

 

 

嗅ぎたい。これは嗅ぎたい。なんとしても嗅ぎたい。むんずと掴み、そのお腹をくんかくんかしたい。きっと「嫌ーーーっ」ってするであろうそのジャコウ猫を押さえつけ、すんはすんはしたい。そして遊び疲れて、一緒にベッドで深い眠りに落ちるんだ。ハァハァ

 

ジャコウ猫をくんかくんかする」という新たな夢が、私のリストに追加された瞬間です。

 

 

「ワインの香り謎表現」の風神・『濡れた犬』

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雷神・『猫のおしっこ』

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とするならば

 

さしずめ『ジャコウ猫』不動明王と言ったところでしょうか。

 

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そんなに独特な匂いなんですかね?ジャコウ猫って。シャム猫は?ペルシャ猫は?ベンガル猫は? と、色々気になり始めます。

 

麝香猫が香りに現れているワインをご存知の方、いらっしゃったら是非とも私にご一報下さい。

そして、一緒にジャコウ猫をくんかくんかする妄想を加速させましょう。

 

 

 

 

というわけで、本日はワインにおける「香りの謎表現」界のムーミン、そして不動明王をご紹介しました。

 

 

ね?

 

 

何の参考にもならないでしょ?

 

 

でも真面目な話しちゃうと

 

この世にある様々な果実・草花・樹木・土・鉱物・スパイス・場所・現象などを意識する。それをワインに感じ取る。ワインの魅力がより感じられてくるのももちろんです。

 

でも、香りを感じ取って、意識に浮上したもの。

そこから、忘れていた過去に出会えることがある。同時にその時の情景や感情を思い出す。心が一瞬揺れる。

 

ってことが、時々あります。

飲んでいるその場の状況とか雰囲気で、そのワインの味わいが一層特別に感じることがありますが、こういう時にも、同じようなことが起きます。

 

それもまた、私が挙げたい「ワインの魅力」の一つとして書いておきます。

 

 

 

今の時期は、やっぱりお花見ですなぁ。

桜の樹の下で、ワインで乾杯なんてのも良いんじゃないでしょうか。

 

お花見でワインを楽しむなら、この子がオススメ。という宣伝もさせてください。

 

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Stiegelmal:Rosé Sparkling 

 

それではみなさま

 

良い春を。 乾杯

 

 

※注1「アカシアの花」

白ワインの香り表現によく出てきます。 

有名どこの品種だと、ソーヴィニョン・ブランとか、リースリングなんかによく見られるかと。シャルドネでも結構ありますな。あとヴィオニエも結構アカシアを感じます。

もちろん、生産国・その年の気候・醸造方法などに左右され、香りが現れているもの/いないもの、強く出るもの/弱いものがありますよ。

 

「アカシア」と聞いて一般的に思い浮かべるのは蜂蜜なんじゃないでしょうか。アカシアの蜂蜜、スーパーでも売ってますね。

やはり「フローラルでほんのり甘さのある香り」というんでしょうか。

 

アカシアがはっきり意識されるワインは、“女性的な可愛らしい”イメージを持ちます。

個人的には、[アカシアが香る=10年前の堀北真希が頭に浮かぶ]と言った感じです。参考にしないでください。

 

そもそもアカシアがよくわからん、という方もいらっしゃるかと思います。私もわかりませんでした。じゃあどうしたかって、花屋で聞いて出してもらい、形状を記憶し、ついでにくんかくんかします。街中でも結構見かけるので、見かける度にくんかくんかしました。

一度意識すると、これを香りに感じるワインが意外と多いことに気付き始めます。

 

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株式会社シェルドレイク 代表 ムラヤマ

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