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ワイン不完全ガイド「シェルブロ」

戦わないワイン商 (株)Sheldlake代表村山による、ワインとかなんかそんな感じのブログ

ビオワインってなんだ 1

「ビオワイン」のお話

そんな桜、認めない。

 

 

こんにちは私です代表です村山です。

 

 

桜、咲き始めてますね。

でもね、毎年毎年毎年、桜には物申したいんですよ。

 

はえーよまだ  って

 

さみーよまだ  って

  

まだ全然寒いじゃん。ダウンがなかったら毎日即死レベルじゃん。なに?おっちょこちょい?ドジっこ?桜ってドジっこなの?興奮してきたわ。

桜ってね、ようやく長い長い冬が開けてね、「あ、あったかい…///」みたいな時、ふと見上げるとそこに可憐なピンクが微笑みかけててね、春の訪れを思わせる香り、緩やかながら確かに感じられる気温の上昇、視線の先には桜の目覚め、そんな五感のいくつかで感じられた時に初めて「あぁ…春…なんだ…なぁ…」って感じで心の底からぐっとくるものであってね、こんなくそ寒い中咲かれてもね、視覚しか訴えてこないしね、あれ?触覚と嗅覚なんにも反応しないよ?五感大体死んでるよ?大丈夫?みたいになるだけだしね、例えるならラーメンが出てきてね、わ~美味しそ~って思ってよく見たら麺は入ってるけどチャーシューとメンマが入ってないみたいなね、もうスッカスカでまぁ美味しいんだろうけどなんかやっぱり残念というか物足りないというかね、もう何の話これ?

 

とにかく、桜が咲くのは良いけど、寒いままだからなんとかしてって話ですね。 また紙面を無駄にしましたね。無駄なスクロールさせんなよってね。反省します。

 

 

 

今ね、とあるワイナリーの特集ページを、絶賛製作中なんです。絶賛です、もう。 そのワイナリーは、スロバキアの最高峰(と私が勝手に本気で思ってる)の生産者。

 

 

Domin & Kušický(ドミン&クシツキー)というワイナリー。

 

詳しくは、HPにアップ後、見て頂きたいのですが

スロバキアにおける政府直轄の有機栽培認証機関において認証を受けたワイナリー。 いわゆる、生粋の「ビオワイン」生産者です。

私としても、めっちゃオススメのワインだったのです、単純に美味しいから。やはり“良いものは売れる”ってやつでしょうか、実は人気なんです。

 

だからね、特集しちゃおうぜ、と。しばしお待ち頂けたら幸いです。

 

 

ビオワインってなにさ

さて、今サラっと「ビオワイン」とか言いましたけど どーん。

 

え、なにこのフォント。

 

今や街中とかネットで、「ビオワイン」だとか「自然派ワイン」とか「オーガニックワイン」とか、見かける事も珍しくなくなってきましたね。

 

ご存知の方も多いんでしょうけど、このブログ、「普段ワインなんか飲まねーわだぁほ」みたいな人向けに書いてる部分が多分にあるので、ちょこっと私なりにご説明します。

チョコ焼きそばのレヴューとか書いてる変な面白おじさんじゃないんだぞと。腕が鳴ります。

  

まぁ「お酒の知識」の一つとして知っておくと、お友達とかにドヤ顔できたり、合コンで話の種になって「あら、アノ人ワインのこんな知識までもってるなんて…素敵…///」とかなってモテる可能性は多少上がるかもしれません。責任は持ちません。

 

 

「ビオワイン/自然派ワイン」たりうる“要素”とは

まず、めっちゃ簡単に済ますと、「ビオ/自然派ワイン」の最たる要素は  

 

◯栽培過程において、化学肥料や化学合成農薬、遺伝子操作種子を使わないブドウを使用し

◯醸造過程において、酸化防止剤の「亜硫酸塩(SO2)」を使わない、ないし最小限に抑えるなど、“人の介入”を抑える

 

ってこと。 もっと抽象的に表現するなら  

 

◎その土地の生態系を尊重しつつ、なるべく自然に近い形でワインにする手法

 

って感じでしょうか。

要するに、「自然と人に優しいワイン」ってことです。

 

 

「栽培」と「醸造」からなるワイン

そんで、最初のポイントは、“[栽培過程]も[醸造過程]も”ってところ。  

 

例えば

 

[栽培過程]は有機栽培で、いわゆるビオロジック(後述します)だったとしても

[醸造過程]で酸味を調節したり(補酸といいます)、糖分を別途足したり(補糖といいます)、美味しそうな色味を着色料で付けたり、酸化防止剤の亜硫酸がっつり使ったり、etc…

 

こういうことしちゃ、全くダメよ、というわけです。

 

逆もまたしかり。

 

[栽培過程]で、化学合成農薬とかガンガン使ってブドウを沢山育てて

[醸造過程]ではなるべく介入せず、亜硫酸も最小限に

 

ってのも、ダメよってことです。

 

 どっちか片方で楽をしようとするものは、“バッタもん”の誹りを免れません。

 実際、上記の様な造り方で、「ビオ/自然派」を謳っているワインも、少なからずあるようです。

「オーガニック」がコマーシャル・ツールになるほどに、世界的に広まっている、という事ですね。

 

 

「自然なワイン」を目指すということ

この「ビオ/自然派ワイン」って、そう楽な事じゃないんです。

 

まず、「オーガニックな畑」に生まれ変わらせるのに、最低3年以上のたゆまぬ開墾が必須と言われます。

除草剤や農薬を使わないという事は、日夜過酷な畑仕事に出向く必要があります。

酸化防止剤などの添加物を最小限に抑えるという事は、それだけリスクも上がるため、細心の注意が必要です。

 

大量生産なんか、望めない。望むなら、良質なビオワインでなくなるでしょう。

 

 

「ビオ」?「自然派」?「ヴァン・ナチュール」? 〜名称と定義〜

次に、“定義” と “名称” なんですが

ビオワイン」 とか 「自然派ワイン」 とか 「オーガニックワイン」 とか 「ヴァン・ナチュール」(仏語) とか いろいろ呼ばれるんですよ。

もう分けわかんないでしょ。だから混乱するんだよと。

人によっては、 “「ビオワイン」と「自然派ワイン」は違う” とか “「ヴァン・ナチュール」は一線を画している” とか 言うんですけどね。

 

これね、別になんでも良いです。そんな“決まり”はありません。

現状は、「個人がそう呼びたい」というレベルです。だから気にしないでください。

 

※ フランスには「AVN」(アソシアシオン・デ・ヴァン・ナチュレ)という生産者団体があり、 醸造過程までに及ぶ、より厳格な禁止事項を規定しています。 加盟している生産者たちは、自分達のワインをビオ/自然派/オーガニックワインではなく、“ヴァン・ナチュール”と表現します。 あくまで“生産者が”です。“他の誰かが”ではなく。

例えば、EUでは「ビオワイン」に関する認証制度がありますが、これに異を唱える生産者(後述します)は、やはり「ビオワイン」ではなく「自然派ワイン」と、自らのワインを称すでしょう。

 

現状は「~~のものはビオワイン、~~のものは自然派ワインと呼ぶ」なんて決まりはありません。

 

もっと言うと、現在日本では「ビオワイン」に関する規定はありません

 

それどころか、「ワイン」の定義さえありません 。「果実酒」という括りになります。

日本の法律上、「ワイン」という存在はない、ということですね。 

 

 

早く日本にも「ワイン法」が出来て、ちゃんとした枠組みができると良いですなぁ、なんて思っております。  

 

〜続く〜

 

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株式会社シェルドレイク 代表 ムラヤマ

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